墓の中から

クソリプガイジの墓場

人間への根底にある強い怒り

●人間への根底にある強い怒り

 

 私、薬を飲んでハイになってる時にしてたことをツイッターで呟いてたんだど、それを読み返して気づいたことがある。

 

 人間に、焦げつくような、まがまがしい怒り、憎しみがある。

 

 薬でハイになってる時って、すごく自己中心的な言動になってしまう。「イエス」か「ノー」の世界で、グレーゾーンが存在しない。「イエス」と言われると飛び上がるし、「ノー」と言われると、過呼吸を起こすくらい泣いてしまう。良く言えば感情の起伏がはげしいんだけど、起伏が激しすぎて、これもまた色んな人に迷惑をかけてしまっている。

 

 どんなことをしてたかっていうと、

①電車の改札口でぶつかってきたおじさんに「ぶつかってくんな!」と大声で叫ぶ。舌打ちをする。それをラインやツイッターで自慢する(本当に申し訳ありません)

②電車でsyrup16gの楽曲を歌う

③電車で、混みあっているにも関わらず2人席のボックスを1人で占領する。

⑤全く面識のない書道家のおじいさんの塾へ行って、「書いてほしいものがある」と頼んだが断られ、ツイッターでおじいさんの悪口を書き込むと「当たり前だろボケ!」とリプが飛びブロックする。そりゃあそうだろ。

⑥道端で大声で「死ね」と叫ぶ

⑦カラオケで6時間、うす暗い曲メドレーを歌い続ける

 

 

 本当にひどいな。ひどいんだけど、ラリって3万の服を買っても「素敵だな」と思うので(まあラリってなかったら買わなかったけど)、感性とかが変わるわけじゃない。私の本質の性格が、増幅されてるだけ。薬は理性をぶっ飛ばすし、いい気持ちになれるんだけど、理性をぶっ飛ばした状態に行ってることが、人間への憎悪でいっぱい。それが、私の中に、長いながい年月をかけて、蓄積されてしまってる。

 

 そういう憎悪とかカルマを、座禅とかして少しずつ減らしていった方がいいんだろうけど、私はけっきょく逆の生き方しかできない。「メイド喫茶で働きたい」とか言い出しちゃうし。一生、食っていけるだけのメシがあれば、ちゃんと「高みの見物」できたんだろうな。

 

 

・諭吉が大好きなのではなく、一生食っていけるだけの諭吉がいてくれればいい

 

 そういえば、高校生の時、アルバイトしたいんだけど、って母親に言ったら「もうすぐ受験なのに何考えてるの?」って一蹴されたなあ。結局、浪人したけど。私は自分の考えを否定されたら、すぐに意見を引っ込めてしまうし、アルバイトだってした所で続かなかっただろうけど、人にダメって言われたことを「はい、わかりました」って従順に受け取りすぎてしまった。まあ相手の意見を素直に受け入れる方が、お互い嫌な思いをしなくていいし、楽よなあ。でもそれは間違ってますよ。反抗期のない子どもって、後でやらかす反動がすごい。

 

 母親は、「あなたは手がかからない子どもだった」なんていうけど、おとなしくて何を考えてるかもわからない、自己主張しない子どもの将来は、ニートか引きこもりか、親を殺しちゃう犯罪者予備軍だろ。逆に心配しろ。

 

 対照的に、姉は親にめちゃくちゃ反抗してた。はだしのまま家を飛び出したこともある。家出もよくしてた。今では、立派に家庭を守っている。私は当然の結果だと思うだけど、親は不思議がってる。

 学生の時に、母親から「あなたはしっかりしてるから、お姉ちゃんがダメになったらあなたが支えるのよ」とか「洗濯物干す仕事、またあの子サボったのね。あなたがやってね。でも、人のやらないことをやってるといいことがあるから」とか洗脳されてきたんだけど、当時の私は「男に告白された人数も覚えてないような男選び放題、承認欲求満たされまくりの女が幸せになれない理由なんかねえよ! あいつの世話になるのは私の方だよ!」ってブチブチにブチギレてた(心の中で)。今、まさにそういう状態だし。親が死んじゃったら、姉に頼るしかない。でも、頼りたくないから、今、メイド喫茶で働きたいわけ(メイド喫茶は伏字です)。

 

 再貧困女子っていう本の中で、軽い知的障がいを持ってる女の子は結構風俗に流れていくんだけど、福祉って本当に最低ラインの「飢えずに生きる」っていうことしか保障してくれないから、服とかもボロボロのしかない。だから、若い子は施設から逃げ出しちゃって、お金をたくさん稼げる風俗に流れていくって。生活保護なんか受ける前に、女は体を差し出せるでしょ、って。もちろん、これもメディアの洗脳だけど。

 

 メイド喫茶は置いといて、ああ、それでもせめて「好きなことして生きろ」とか言われてみたかった。言われたことねえ。社会の仕組みもよくわからない子どもの時から勉強をさせられて、親の志望校に勝手に入れられて、気づいたら公務員になってて、飛び降りた。そこに私の意思はひとつもない。「みんなしてるから、私も」とかいう忌まわしき日本人の血が私にも流れてる。でも普通の人生行き列車からは、乗車拒否されたからなあ。

「あなたを乗せて列車を走らせることはできません。今までお疲れさまでした。次の生き方を探してください。さようなら」

 

 

 不幸なことに、まだ生きてるけど。両親に、「つらい人に寄り添う仕事がしたい」とか言ったら大喜びだったけど、それだけでメシは食ってけるのか? 福祉の仕事なんて、やりがいがお金なんだぞ? 月収13万円の生活保護ギリギリの状態で、どうやって生きろというんだ? また飛び降りて右足切断すれば一生働かなくていいかな? 

 

 私は、善人ぶって施設とかNPOとかで、やりがいを持って生きることなんてできない。結婚もできない(過去の記事で書いたので読んでください)。あと、「正しく生きる」ことを押し付けるのもいかれてるぞ。おまえの価値観と、私の価値観は同じではない。

 

とりあえず、親から金むしり取り文句言いガイジは嫌なので、当分何もせずに引きこもり生活です。

 

「親から金むしり取りガイジ、地底からのぞき窓」

  • お日様が出てないときに読んでほしい文章

 

 今、深夜に起きて、朝が来たら眠る、っていうニート全開の生活をしてるんだけど、日光って、人間を正しい方向に導くなあ……って、日光が差し込む部屋でそう思った。

 

 逆に、夜って本当に人間を底なし沼にしずめる。何を考えたって、「死んだら全部解決するじゃねえか!!!天才じゃねえか私!!!」ってなっちゃう。薬とかお酒とか煙草って、絶対に夜に生活しなきゃいけない人が、作り出したものだよなあ。

 

 私の人生の目標は、「死にたい」とか思わないために過ごすことなんだけど、薬なしでは健全に夜中にぐっすり眠るとかできなさそうだし、syrup16gの音楽みたいに「先生もっと薬をくれよ」って叫びたい気持ちを抱えてる。

 

 毎日死にたかった中学・高校時代に、死んだ目でsyrup16gの音楽を通学中に聴いてたけど、あんなの、ぶっ通しで聴いてたら本当に自殺したくなる(syrup16gはめちゃくちゃ大好きだということを断っておく)。夜に、ダメダメな自分を否定するために聴くのはいいんだけど、まっとうに社会生活を送ることも大切にしたいんだったら、朝はsyrup16gを聴いてはいけません。

 

 私がこうやって吐き出してる文章も、朝とか昼とか、太陽が出てる時間に読んでも、気分を暗くして、日常生活に支障が出るかもしれない。でも、ずっと1日中夜みたいな生き方しかできないんだよなあ……。

 

 

  • 「働いて、結婚して、子どもを産む」←全部嫌です

 

 話は全然変わって、今、婚活が流行ってる。流行ってるっていう言い方には語弊があるなら、「広告代理店が、バレンタイン並みに、ゴリゴリにプッシュしてるなあ」って言い換えたい。まるで、結婚適齢期に結婚できない女は死ね!」っていう勢い。「ああ、誰かが都合のいいように女性を動かそうとしてるなあ」って感じる。結婚したい女子3人組の「東京タラレバ娘」とか、吉高由里子主演でドラマ化してるし、「結婚できない行き遅れ」に対する、世の中のバッシング、怖すぎでしょ^^;

 

 私は、ヤク中で自宅のベランダから飛び降りて公務員っていう特権階級から降ろされたにも関わらず、また「いつか普通の生活に戻れる!」とか夢見てて、この「東京タラレバ娘」を読みながら「私はまだ24才だし、今から頑張れば人生の遅れを取り戻せる!」とか思ってた。完全に、広告代理店の闇に飲まれてる。そういえば、若い女性が自殺した某広告代理店の飲み会って、若手社員がオシッコを飲まされたり本当にえげつないらしいな……。

 

 たびたび、「ネットは洗脳されるし、SNS断ちしたい」とかブログで書きながら、薬と同じで、ネットってすごい刺激的だから、意識してもやめられる気がしない。「就職しろオラオラ! 結婚しろオラオラ! 子ども産めオラオラ!」って迫られる。

 

 そういえば、数少ない同級生の友達で、24才で年上の銀行員と結婚したっていう女の子がいて、私にラインでこういうことを送ってくるわけ。

 

東京タラレバ娘見てたら、結婚できてよかったー♡って、今の旦那さんへの愛が止まらない」

 

 私は、「安全な立場から見るほど、安心できるものはないよね!」って思った(実際にそう返信した記憶もある)。嫌味とかじゃなくて、本当に心からそう思って、「ああ、広告代理店の闇から逃げ切れたのか! お疲れさま!」って感じた。でも、もしかしたら闇に突っ込んだのかもしれないけど。

 

 結婚って、本当にキツいだろうなあと思う。精神障がい者の私には、絶対にできない。親戚づきあいとか気が狂いそう(今いる親戚と付き合うのですらしんどい)。「あんた、行き遅れなんだね。かわいそう」って思われる方が、全然マシ。だって、色んな人間関係で疲弊するより、「かわいそう」って勝手に人に思われてた方が、受動的で、楽だしな。

 

 また自分を正当化するようなクソ文章を書いてしまった。もちろん、「結婚適齢期に結婚できちゃう健常者or働いて自立してる女子」が、まぶしくてしょうがない。ニートのワイ、低みの見物」レベルではない。「親から金むしり取りガイジ、地底からのぞき窓」である。

 

 だけど、「結婚できた!」ってひとつ悩みが終わったら、「旦那が育児に参加しないし死んでほしい」とか次の悩みもやってくる。自分ひとり養うことすらできない私には、そういう悩みとは無縁でいられる。自分の命の責任だけ背負って生きていけばいいっていうの、案外、荷が軽い。

 

 すべて、自分を認めるための、正当化でしかないけど。相変わらず「どうにもでもならんときは、自分の命さえも投げ出しちゃえ」って思うし。子どもを持つと、誰かのために生きられそうだし、そういうのは素敵だよな。

偉そうなことを言って断薬して2日しか経ってない件についてwwwwww

  • 偉そうなことを言って断薬して2日しか経ってない件についてwwwwww

 

 私がどうしてここまで薬にドはまりしちゃったのか、もう1つ思い出したので書いておこうと思う。

 

 療養中に見た映画で、ウルフ・オブ・ウォールストリートっていうのがある。

ディカプリオ主演で、外資系銀行のブローカーの話で、ストーリーは割愛するけど、映画の中で、主人公がもう薬をキメまくるわけ。しかも、悪い文脈でそれが描かれてない。

「おい、入手不可能って言われる薬を手に入れたぞ! お祝いに今夜キメようぜ!」って、そういうポップな感じで役者が言うわけ(別に薬物がテーマの映画じゃないんだけど)。

 

 で、私は映画を見てる時、別に精神的につらくもしんどくも何ともなかったんだけど、隠し持った薬を思わずキメてしまった。主人公と一緒にトリップしながら映画を見終えた。

 

 もちろん、薬をキメまくった主人公は、色んな罪で逮捕されちゃうんだけど、映画の最後でまた復活して、最後は希望を持って描かれてるから、私も無駄に夢を見てしまったんだと思う。梅干しを見たら唾液が出るように、この映画を見たら、100%薬をキメたくなる(記事を書いてる今でも、そばに薬があったら確実にキメてた)。

 

 麻薬的な恐ろしさだ。「もう2度と薬はしない」みたいなことを言ったそばから、もう薬を試したくてしょうがないんだから。

 

 つらさから逃れるために薬を飲んでたのが、いつの間にか、トリップするために飲んでたんだから、やばいよな。合法薬が効かなくなって、無理やり親にベッドに縛り付けられなかったら、違法薬だってやってたかもしれない。の戦いは、一生続くんだろうな。ジャンキーだ、文字どおり。薬づけジャンキー女の人生の末路。人生、しんどいことしかないから、一瞬の光を見たくて、薬をやっちゃう。

 

 私は映画を見て薬をやりたくなったけど、人によってキッカケは色々だろうな。だから、ネットなんてあんまりやらない方がいい。「正しく生きる方法」を検索してたら、「人生の踏み外し方」にたどり着くようなのがネットだから。

薬と縁が切れそうな話

・薬と縁が切れそうな話

 

 

 親に薬を隠し持っていることがバレた。

 

 そりゃあそうだろうなと思う。薬でキマってる時の私は、客観的に見たらおかしくなってる。疑った親が、部屋を捜索するのは当然の流れだった。

 

 2日ぶりに風呂に入って、風呂から上がったら両親に神妙な顔つきで居間に呼ばれたので、「ああこりゃ薬バレしたな」と思った。部屋に戻ったら、隠していた薬が全部なくなっていた。

 

 2日前までの私だったら、表面的に両親に泣きながら言い訳をして、また薬をクレジットカードで買ってたと思うんだけど、薬でやらかしたことを心底反省してたし(「人と縁が結べない話」っていう記事で書いた)、薬でキマってやらかしたことで人を傷つけてしまっていたので、「もう閉鎖病棟にぶち込むなりしてくれ」と諦めた気持ちで、親にこのブログの記事を印刷して提出した。

 

 母親は、黙って薬を処分してた。父親は、めちゃくちゃ頭が良いんだけど、私が話したことをすぐに理解してくれた。泣きながら、父親の考え方の柔軟さにびっくりしてた。

 

 私が、「死んでも生きても迷惑をかける」って言ったら、「生きて迷惑をかけてくれ」って言ってた。いい話だなあ。

 

 私は何でもマイナスに考えてしまうんだけど、それってネットのせいかもしれない。「働けなくなったら、生活保護しかない」みたいな、極端な、偏った考え方になってしまう。

 

 ネットでくらい、人の不幸を見ていたいもんね。ただのいい話を誰も求めてないから、マイナスの感情ばかりがネットには漂ってる。

 

 

 

 

 私の人生はマイナスから始まってるんだけど、それをプラスにするためにずっと薬を飲んでた。だけど、今は、マイナスから0にするために薬を飲みたい。テンションを上げるために薬を飲んでたけど、今は「死にたい」とか思わないために、薬を飲みたい。

 

 要するに、気分を上げるために、もう薬を使うのはやめよう、って心底思った。人よりも感謝の感情が私は薄いんだけど、両親には死ぬまで頭が上がらないと思う。いわゆる、「普通の家庭」に生まれてたら、本当に自殺しちゃってただろうなあ。それで、友達でもない奴から、「なんで悩みを打ち明けてくれなかったの」とか言わちゃうんだろうなあ(笑)

 

 健常者の人って、毎秒「死にたい」って思ったりしないんだな。母親に、「あなたの考えてるしんどさがわからない」ってハッキリ言われて、「ああ健常者って死にたいって思ったりしないんだな」って気がつけた。

 

 とりあえず、これからは、「働いて、結婚して、子どもを産む」っていう普通の生き方にとらわれて生きるのはやめようと思う。あと、健常者に、しんどさをわかってもらおうと思うのは、高望みしてるなあって。傲慢なんだな。

 

 健常者に、「死にたい」って言っても、

 

しんどくても一生けん命生きてる人はいっぱいいる!(俺はしんどい思いして生きてるからおまえも我慢しろ)

悩みがあったらいつでも聞くよ?(聞かない上に、説教をし出す)

俺と付き合ったら、今までの嫌なこと忘れさせてあげる!(おまえの存在がストレス)

 

 みたいな、寒い論調でしかものを言われないから、黙っているのが正解なんだろうけど、「それは違います」って、こうやって言葉を尽くして、たとえわかってもらえなくても、主張し続けることが、私の生きることなのかなあって思います。

 

人と縁が結べない話

  • 人と縁が結べない話

 

 目が覚めて、またやらかしてしまったと思った。

 

 薬でラリって、ネットで知り合った人とスカイプで話してる最中に号泣して過呼吸を起こして深夜に両親を起こしてしまった。ネットの人には「話してる間は人の目をみましょう」みたいな普通のことを説教されたんだけど(あんまり覚えていない)、それで私は人の目を見れない自分が嫌になって号泣したみたいだった。職場でも似たようなことを言われてたから、フラッシュバックしたのかもしれない。30時間くらいぶっ通し起きて、かつ薬をキメまくってたから、精神状態もマトモじゃなかったんだと思う。

 

 それ以外にも、美容外科クリニックに予約の電話を入れたり(前にも予約を入れてシラフの時に2回キャンセルの電話を入れた)、度の合わない眼鏡を買ったり、3万以上もする服を買ったりしていた。あと、覚えのないチャットを知り合いに飛ばしたりしていた。薬で記憶を失ったことがないからさすがにやばいと思った。薬が抜けた冷静な頭で、やらかしたことを後悔した。

 

 私は薬物中毒で、1日に60錠くらい薬を飲みながら働いてて、公務員を1年足らずで辞めたんだけど、それでも薬を全然やめられる気がしなかった。なんせ生きてることがつらい。だから、お酒でいい気持ちになるように、薬でキマっていい気持ちになる。お酒が飲めないので、薬にハマったんだと思う。ずっとラリった状態が続けば生きてられる気がしてた。

 

 医者には今度薬に手を出したら閉鎖病棟に強制入院だと言われた。それでも私は薬をやめる気はなかった。薬なしで生きるより、薬でラリってハッピーに生きた方が幸せだと思ってた。

 

 でも、眠りから目が覚めて、薬でキマってやらかしたことを後悔して、薬をキメたところで私の性格まで変えることはできないんだなとぼんやり思った。

 

 私の普段の性格は、口下手で、人よりも色んなことを感じているんだけど、それをうまく言葉にできない。だから薬でキマって、理性で抑えていたことを本能全開でやらかしてしまう。

 

 薬でハッピーになってる本人はいいけど、キマってる状態は第3者から見たらちょっと怖いと思う。目もすわり、饒舌になって相手が話そうとしてることをさえぎってまで話そうとする。自律神経が壊れてめちゃくちゃ喉がかわいたり、体温調節ができなくなる。

 

 薬が抜けた冷静な頭で考えると、私は薬で脳みそを酔わせた状態で、人間関係で問題を起こしてきた。医者には発達障害を疑われたけど、きっと違うんじゃないかと思ってる(テストを受けたけど、グレーゾーンで、黒ではなかった)。薬を間違った使い方をしてるせいでしかない。薬で余計なことをして、人にそれを正されて、自分の人格を否定された気持ちになって、色んな縁を自分から切ってきた。人と縁を切ってでも、薬との縁は切れない。

 

  • 人の目を1秒も見れない話

 

 私は社会不安障害っていう精神の病気で、一言で言うと、対人恐怖症で、大学生まで人と会話のキャッチボールをすることがほとんどできなかった。人と基本的に話すのが苦手で、かつ嫌いで、これはもう自意識が芽生えた時からそうだった。

 

 だから、自分なりに色んな本を読んで、性格を変えようと思っても、中々治すことはできなかった。人と話そうとすると、めちゃくちゃに緊張して何も言葉が出てこなくなる。あと、電車で人の視線が気になってしょうがない。健常者がふつうにできてることができない。

 

 それでも、努力すれば変わるんじゃないかと期待してた。だけど、ネットや本で社会不安障害のことを調べるうちに、「障害だけじゃなくて、私はそれ以外にも問題を抱えてる」っていうことに気がついた。他の社会不安障害の人のブログを見ても、「死にたい」とか書いてる人は少なかった。

 

 大学に行ってから薬を飲んで人と話せるようにはなったけど、薬を飲んで、自律神経を壊してまで、なんで人と関わらなければいけないんだろう? って虚しくなって、大学3回生の時は、昼食を友達ととるのが嫌になって、自転車を飛ばして鴨川の河川敷でひとりでご飯を食べていた。急によそよそしくなった私に、友達も戸惑ったと思う。ブスなんだけけど話が面白い女の子にいじめられたりもした。その子は京都府庁の公務員試験に合格して、今でも元気にお勤めしてる。

 

 あと、神社仏閣にはまったく興味がなかったけど、縁切り神社っていう悪縁と縁を切る神社にひとりで行って「障害と縁が切れますように」って書いた。でも、死なないとこの縁は切れないと思う。

 

  • 「私、対人恐怖なんです」と自己開示する潔さ

 

 こうやって自分語りの文章を書いてる間にも、母親が部屋に入ってきて、また私は号泣してたんだけど(親も飽きてると思う)、昨日号泣した時とは違って、泣きながらも冷静な自分がいた。

 

 母親はさすがに敏感で、「昨日のあなたは、薬を飲んでいたときに戻ったみたい。また自分で薬を買ってるんじゃないか」と疑ってた。正解です。そういえば、薬漬けにされた精神科医に、面と向かって「ヤブ医者」って言って、出禁にされたこともある。

 

 でも、きっと死ぬまで薬をやめられない。親には本当に申し訳ない。生きてるだけで迷惑をかけるから、生命保険が切れる今年の3月までには死にたいけど、死んでも親を悲しませて迷惑をかけるし、本当にジレンマだ。

 

 だけど、今は薬をキメていないから、泣きながらも冷静な自分がいて、「薬でテンションが上がったぶんだけ、落ち込みも激しくなるんじゃないか」とふっと気がついた。

 

 前にも書いたけど、職場で「人の話を聞く時は、メモを取らずに目を見なさい」っていうことを注意されて、社会人としては当たり前のことだけど、本当にそういう普通のことができなくて、どうして自分はふつうのことが当たり前にできないんだろう、って絶望しながらまた薬を飲んだ。

 

 私は今まで「ふつうになりたい、ふつうに生きたい」ってそればっかり考えて、異常者に見られることを避けてきたんだけど、「私、人の目を見るのが苦手なんです。薬を飲まないと見れません」って言っちゃった方がいいのかなあって思った。

 

 職場でも、号泣しながら「死にたい。薬を飲みながら働いてる」って言ったら、上司も気をつかい出したし。上司も変な人だったけど、私も十分変だった。人に事情を打ち明けて、開き直った方が絶対に楽だと思う。上司も障害がある子どもがいることをあっけらかんとぶっちゃけてたし。本人はめちゃくちゃしんどいだろうけど。

 

  • 一瞬の幸せのために、人を傷つけてもいいのか

 

 こうやって振り返って、薬で人を傷つけてしまったんだなあと思う。友達と通話中に、違う友達の名前と何度も呼び間違えてしまったこともある。

 

 当分の間、薬の乱用は止むだろうとは思うけど、それでも隠し持った薬を捨てるほどの潔さはまだない。身近に薬があると、また飲んでしまうと思う。元気になったらダルクとかに通った方がいいんだろうなあと思う。合法薬は、身体的依存が少ないぶん、また乱用してしまいやすいらしい。

 

 ネットは、精神にもあんまりよくないし、当分の間、文章以外で何かを発信することはやめようと思う。スカイプも人を傷つけるしログインしないでおこうと思う。

 

 まだ24年しか生きてないけど、背負うものが重すぎてしんどい。結婚して専業主婦になったら、仕事をするよりは人と関わらなくていいかもしれないけど、子どもは絶対に欲しくない。自分の子どもが、私みたいに「生きてるだけでしんどい」とか言い出したら本当にキツイだろうなあ。

 

 とりあえず、文章を書いてる間は、ストレスを発散できるし、時間も過ぎるのが早いから、こうやって自分語りを続けようと思う。私みたいに生きてるのがしんどい人の助けになる仕事ができたらいちばんいいんだろうけど。でもとりあえずは自分を幸せにしてからだなあ。