墓の中から

クソリプガイジの墓場

 夜は恐ろしい。眠れぬ体験は何百回としているものの、体がしんどく眠れないと、また気持ちが落ち込んでいた。

 

 私を薬物依存だと初めて診断した優秀な医者が言うには、私には「自責ではなく、他責傾向がある」とのことで、当初は「自殺まで思い詰めてるのに、自責してないわけなくない?」と思っていたが、最近やっと医者の言ってたことがわかった。

 

 他責というか、私、人間への憎悪がやべえんですよ。過去の記事でも触れてるんだけど、なんで人間がこんなに憎くなったのか? っていう根本がやっと最近わかった。

 

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 というのも、友人が最愛の祖父を最近亡くし、「おじいちゃんの骨を食べる夢を見た」と話しているのを聞いて、「あれ? わし、誰かが死んで悲しかったことなんてあったっけ?」と考え始めたことがキッカケだった。

 

 そもそも、私は自分の命も大切にできず、自殺未遂まがいのことを繰り返していた。なので、他人が死んだり、生まれてくることに対しても、無感動で、心が死んでいた。

 

 

 私は大学生時代に、父方・母方の両方の祖父を亡くしている。でも、悲しめなかったし、他人事で、親戚はみんな悲しんでいるのに、まったく泣けない自分が嫌だった。

 

 また、が子どもを出産した時も、助産院に呼び出されたのだが、生命の誕生などどうでもよく、仕事終わりのしんどさでいっぱいであり、「はやく終わらねえかな」と思っていた。

 

 そして、2011年3月11日のあの日だって、もちろん悲しめなかった。日本人全員が悲しんでいるのがわけがわからず、「いなくなって悲しい人間がいていいな」と感じたのをはっきり覚えている。