読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

墓の中から

話し合うことはない。とりあえず読んでくれ。

自縄自縛

 自縄自縛、タイトルどおり、自分に制限を加えて勝手に生きづらくしてした。「相手がこうすれば喜ぶだろう」ということにとらわれて、自分の幸せは2の次にしていた。引きこもりを初めて、やっと自分の意思を最大限尊重できるようになった。自分の害になるものはできるだけ遠ざけ、部屋には自分の好きなものばかりを置いて暮らしている。自分のペースを守ることは難しい。他者にガチャガチャ言われないために、合わせた方が楽だからでる。

 

 

 実家の経済的ゆとり、精神的ゆとりには感謝する。ネットを見ていると、子どもから金をむしり取る親は珍しくない。精神的虐待をする親はあふれかえっている。私がメンをヘラりながらも、余裕を持てて暮らしていけるのは、父親の存在がとても大きい。父親は資本主義社会において有能な上、人の痛みによりそえる宗教者である。金を稼ぐオスはたくさんいるが、他者に配慮のできるオスは希少種である。私はどちらも持たないため、素直に尊敬する。

 

 

 今までさんざんプライドの高い高齢のオスにイラついてきたが、無意識に偉大すぎる父親と比べているからかもしれない。とにかくマメで細々したことができる様子である。母親の方がむしろ男らしい。私は母親寄りの男脳である。人の気持ちに共感はしないし、マメで細々したことは嫌いだし、プライドが高くひとりが好きである。

 

 

 親が高齢化すれば私はまた薬漬けになって働かねばならないだろう。この使い物にならない虚弱な体と精神を背負って、過酷な資本主義社会を生き延びねばならない。だが、とりあえず今は休養できる。それが幸せである。

 

 

広告を非表示にする