「死にたい」「じゃあ死ね」
●「死にたい」「じゃあ死ね」
私はこのブログで、たびたび「死にたい」って書いてるし、現実でもよく「死にたい」とか親に言うんだけど、「じゃあ死ねよ」って言われたことはまだない。
で、昨日、ツイッターを見てたら、こういうやり取りを見つけた。
男「どうせ死なないエセメンヘラのくせに」
女「分かったよ。なら死んであげる」
男「ブロックして死んだふりか? 死んでから言えや」
あまりにも胸糞悪いやり取りだし、「死にたい」って言ってる人に、「じゃあ死ね」って言う人間が悪いことを前提で書くんだけど、
死にたいって言われまくった正常な人間が、まいっちゃって、こういう暴言を吐くのかなあと思う。普通の人は死にたいとか思わないみたいだし。
最初は、この男も、「俺がこの子をはげましてあげたい」とか思ってたかもしれないし。基本的に、人間は目の前に困ってる人がいたら、本能的に助ける動物だと、個人的に思う。でも、自分の手におえないレベルだったら、助けることを放棄してしまっても、誰もその人を責めることはできないと思う。
あと、本当に死にたくても、社会は許してくれないし、物理的に妨害してくるから(警察とか)、誰にも自殺をほのめかさずに黙って死ぬのが、苦痛から解放されるベストな方法です。自殺を幇助する意図はありませんが。
・人にあれこれ口出しをしたい人間の心理
またツイッターを見てて思ったことなんだけど、人間って、人にあれこれ口出しをしたい生き物なんだなあ……と感じた。私もそう。
アパレル会社を立ち上げるために、ネットで資金をつのってる読者モデルか何かの男の子がいて、「僕がコーディネートをしてあげる」っていうサービスを3万円くらいで売ってた。それで、「お店でタダでコーディネートしてもらうわwwwww」ってボコボコに叩かれてた。
この流れを見て、「確かに、自分のセンスにあれこれ口出しされたくないもんな」って思った。私も、「自分の存在を認めてほしいうんこ人間」なので、存在自体をゆるされたい、って常々思ってる。
だけど、利害関係だらけの社会では、そんな甘い人間は金をむしり取られるわけ。ホストとかホステスなんて、「あなたを認めてあげるかわりに、お金をくださいね」って、すごくわかりやすく金をむしり取ってるし。新興宗教もそういうのが多い。
●「口出しするんじゃねえ」と刃物を振り回す人間の話
私は、配信サイトで、雑談配信をしている。でも、使っているパソコンがノートパソコンで、7年前くらいのものでスペックが低いので、よく動画が止まってしまう。
そこで、「スペックの高いパソコンを組み立ててあげる」っていうリスナーさんがいたり、「今使ってるパソコンの中を掃除しよう」って、10時間くらいスカイプでつきあってくれるリスナーさんもいた。
こういう匿名の善意にはすごく感謝したと同時に、「なんで見知らぬ私に、金銭も発生しないのに、貴重な時間を使ってくれてるんだ?」とも思った。誤解を恐れずに言うと、きっと、オスメスの男女の下心があるんだろうけど、これも「おせっかいを焼きたい人間の心理」のひとつなのかなあと思った。
あと、配信サイトでギターを弾いてたら、「その曲はこう弾いた方がいいよ」って教えてくれる優しい人がいる。独学でやってると、どうしてもわからないことが出てくるから、すごくありがたい。おかげで、色んな曲に試せるようになった。
ギターはすごく楽しくて、なんでこんなに楽しんで弾けるんだろう? って考えると、「ネットで誰かに教えてもらうけど、基本的に、独学でやってるから」っていう結論にたどり着いた。
ギターはネットで購入したんだけど、その前に、楽器屋に行って買おうかなあと思ったこともある。でも、楽器屋の店員が、「あなたはセンスがない」とかドヤ顔で言ってきて、買うのをやめた。これも、「口出しをしたい人間」の心理かもしれない。
私は、人間が苦手なので、誰かと一緒に何かをするのが苦手。誰かがいると、どうしても緊張しちゃう。親でも苦手。だから、親がいる所でギターを弾いたりしない。
ギターだって、誰かに教えてもらおうとすると、どうしても、緊張して、うまくできなくなる。だから、たまにネットで誰かにギターを教えてもらいながら、独学でひとりよがりに弾くのがいいなあと思う。
私は、つい「あれこれ口出ししないでくれ」ってすぐ心を閉ざしちゃうんだけど、人と関わらないと気づけないことも多いので、刃物を振り回しすぎるのはやめたい。